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透明性へのコミットメント

Input Output Global, Inc.の要請に基づいて、世界的な法律事務所McDermott, Will & Schulteと世界的な会計事務所BDOが共同で、ADAバウチャープログラムと、バウチャーの引換(還元)、Cardanoブロックチェーンのアップグレード、および未引換のバウチャーに関連するADAの使用についての調査を実施しました。その「調査報告書とフォレンジック監査」(または「本調査報告書」)は、2025年9月2日付となっています。Input Outputは、両者の許可を得て、本調査報告書を公開します。

以下で、本調査報告書に含まれる調査結果の一部を非常に大まかに要約しますが、関心のある方には、本調査報告書全体をお読みいただくことを推奨します。なお、以下で使用される用語の一部は、本調査報告書内内で定義されています。

Input Outputは、2025年5月に本調査を実施するために、McDermottとBDOを起用しました。本調査は、Cardanoの10年間の歴史における特定のマイルストーンと決定を記録し、本調査の調査項目に関する不正行為を主張するソーシャルメディア上での一連の公衆からの批判や指摘を調査しました。McDermottとBDOは、本報告書を作成するにあたり、数万点の文書を精査し、オンチェーンでのフォレンジック分析と従来のフォレンジック分析を実施し、現従業員と、元従業員、バウチャー保有者、サービスプロバイダー、コミュニティメンバー、およびその他の第三者に対して18回の正式な聞き取り調査を完了しました。

公衆からの批判や指摘には、主に以下のような5つの主張が含まれていました。(1)Cardanoの内部関係者が、バウチャー保有者に割り当てられるべきだったADAを盗用またはその他の方法で不正使用した、(2)バウチャープログラムに関連して不適切な販売戦術が用いられた、(3)Cardanoのブロックチェーンのアップグレードは、バウチャーの引換を困難にするように設計されていた、(4)Cardanoのブロックチェーンのアップグレードによって、バウチャー保有者の「秘密鍵」または資産が削除された、および(5)Cardanoの内部関係者には、未引換のADAをCDHに送付し、その使用方法を決定する法的権利はなかった。

本調査報告書に記載されている通り、本調査の結果、本調査の調査項目に関連する各々の批判や指摘には根拠がないと判断されました。重要な点として、本調査報告書は、バウチャープログラムに従って販売された全ADAである25,850,401,508 ADA(99.7%)を構成した14,282枚のバウチャー(99.2%)が、オンチェーン引換およびスイープ後引換プロジェクトを通じて正常に引換されたと判断しました。

とりわけ、本調査は、バウチャープログラムの販売プロセスには、詐欺的な販売手法を防止するための合理的な安全対策が含まれていたと判断しました。規約および条件も、ADAの価値に関する虚偽表示を禁止していました。配布業者がこれらの規約に違反した場合、Attain社が調査を行い、配布業者を一時停止処分としました。バウチャーが主に高齢者に販売されたという疑惑とは対照的に、本調査報告書は、65歳以上の人々に販売されたバウチャーが6.11%のみであったと結論しました。

本調査報告書は、バウチャー保有者を特定し、引換を行うための取り組みを詳述しています。Cardanoのメインネットがローンチされた後、バイロン時代(Byron期)に14,012のバウチャー(97.3%)がオンチェーンで引き換えられ、これはバウチャープログラムに割り当てられたADAの98.8%に相当していました。バイロン時代末期にオンチェーン引換が利用できなくなった際、未引換のバウチャーはわずか390(3億1,800万ADAに相当)でした。残りの未引換のADAはリザーブにスイープされ、Sawyersはスイープ後引換プロジェクトを立ち上げました。そして、残りの未引換のバウチャー保有者を見つけ出し、特定し、手動で引換を処理するための専門プロジェクトチーム(コンサルタントやPIを含む)を編成しました。本調査報告書は、バウチャー保有者を特定し、引換を行うために相当の努力が払われたことを示す調査結果を詳述しています。スイープ後引換プロジェクトの完了時点で、バウチャー保有者は14,282のバウチャーの引換に成功しましたが、これはバウチャープログラムで販売されたADAの99.7%に相当します。65歳を超える購入者については、未引換のまま残ったバウチャーはわずか14件でした。

2023年7月、Intersectはワイオミング州で非営利法人として正式に設立されました。Input OutputとEMURGOはそれぞれIntersectの創設メンバーとなりました。両者は3年間に渡って毎年$50万を自社資金からIntersectに支払うことを約束しました。2023年5月および8月に、未引換のままとなる可能性が非常に高いと判断されたバウチャーに関連する残りの6,825万ADAが、Cardanoエコシステムを支援するためにケイマン諸島の財団であるCDHに移管されました。Intersectは、CDHの管理者として、その資金を継続契約、助成金、およびその他のコミュニティイニシアチブを通じてCardanoエコシステムの成長を支援するために使用しました。そのADAの一部は(Input OutputとEMURGOから別途提供された資金と共に)、Intersectの初期運営予算にも充てられました。CDHに移管されたADAの大部分は、Input Output Infrastructure (IOI)との継続契約に向けられました。IOIは多くの下請業者を雇用し、受け取ったADAの多くをそれらの下請業者への支払いに使用しました。その支出は、マイルストーン完了報告書、タイムシート、および公開GitHubリンクによって監視されました。

上記はInput Outputが作成した非公式の要約であり、本調査報告書自体に含まれる実際の文言によって限定されます。

未引換のADAバウチャーをお持ちで、返金手続きをご希望の場合には、ada-information@tkilaw.comまでご連絡ください。その際には、バウチャー購入時のお名前(漢字)、ご連絡先(住所、電話番号、Eメールアドレス)、およびお手持ちの購入情報をご提供ください。